レガシーの新型

レガシィは、スバルブランドを展開する富士重工業が生産を行っており、スバルを代表する車だ。現行(2009年)のレガシィは、5代目のモデルになる。車名の「LEGACY」は、英語で「遺産」を意味する。5代目モデルは、発売2ヶ月で10,000台以上もの受注がある、人気の車である。

新型レガシィでは「SI-シャシー」という技術を用いている。ロール時や路面の状態に対し、タイヤの接地角変化を抑制する。また、エンジンをボディではなくゆりかご状のクレードルフレームに取りつける構造(クレードル構造)により、SI-シャシーの性能をさらに向上させている。リヤサスペンションには、ショックの吸収に優れたダブルウィッシュボーン方式を採用。

新型レガシィのエンジンには、ピストンを左右に水平に向かい合う形で配置した、水平対向エンジン「BOXER」を搭載。走行性能と環境性能の両立を実現した。ピストン運動で発生する慣性力を、対向するピストンが互いに打ち消しあうことにより、高回転域までスムーズな伸びを実現。また、水平対向エンジンは全高が低くコンパクトであるため、コーナーリングに影響する車体の低重心化にも貢献している。

新型レガシィのコアメカニズムとして、水平対向エンジンと左右対称のパワートレインで構成された、独自のAWD(All Wheel Drive)レイアウトを採用。水平対向エンジンの低重心と、重量物を車体中心に集めることによりあらゆる状況でも安定した走りを実現している。